今回は、お金で欲しいものや夢を諦めている方のために、今日から始められる人生を豊かにするマネー術を紹介します。
無駄遣いは避けた方が良いですが、お金をかけてでも留学をしたり自分の夢を叶えるなど、正しいお金の使い方でお金を使えば、たくさんのメリットが得られます。
例えば、同じ1億円でも20代と50代では、圧倒的に前者の方が価値が高いです。
色々なことにチャレンジしたい場合、20代の方が体力があるでしょうし、その経験はこれからの人生の糧になります。
若いうちに色々な経験やスキルを積んだ方が、後に大事な資産になるのです。
欲しいものややりたいことにどれくらいの金額が必要か具体的に調べる
お金で欲しいものや夢があるなら、まずは欲しいものややりたいことにどれくらいの金額が必要になるかを具体的に調べることが大事です。
例えば、欲しいゲームを購入するためには3万円必要。
留学費用として3年後までに100万円貯める必要がある。
など、欲しいものややりたいことを実現するにはどれくらいの金額が必要かを具体的に調べることで、計画も練りやすくなります。
欲しいものややりたいことが複数ある場合、「25歳までに・パソコン・約20万円」のようにそれぞれ書き出しておくと良いでしょう。
そうして欲しいものややりたいことを書き出すことで、将来的に必要な額を算出できます。
「車を買いたいけど頭金がなく、どうしようかと考えていました。収入がそこまで高いわけではないので、自分にできることは支出を減らすことだと思い、まずは頭金に必要な金額をある程度算出し、3年以内に50万円貯めると決めました。やはり、計画を立てるのと無計画なのとでは、効率が全然違います。まだ半分の25万円しか貯まっていませんが、計画通りのお金を貯められているので、この調子でお金を貯めたいと思います。」
どれくらいの期間で貯まるかを調べる
今、欲しいものや諦めたくない夢があるなら、どれくらいの期間でお金を貯められるのかも調べましょう。
どれくらいの期間で貯まるかを調べるには、まずは現状の収入と支出を調べる必要があります。
現在どのくらいの収入があり、毎月どのくらいの支出があるのかを把握できれば、毎月貯蓄に回せるお金も把握できるでしょう。
もしも、欲しいものを買いたい時期や夢を叶えるために必要な時期までに上手くお金が貯まらないなら、収入を増やしたり支出を減らすなどの対策が必要です。
これは、収入や支出をより正確に把握していないと難しいです。
例えば、3年で50万円貯めたい場合、単純計算で毎月1.3万ほど貯める必要があります。
今お金がなくて欲しいものを諦めていたとしても、きちんと計画を立てていれば必要な資金を貯められます。
「将来留学したいと思い、留学に必要な資金をある程度算出したところ、200万円が必要だと分かりました。留学の夢はどうしても叶えたいので、まずはどのくらいの期間で貯まるのかを調べるところから始めました。すると、今の私の収入では6年ほどかかることが分かりました。5年以内には留学したいと思っていたので、これでは夢を叶えられないと思い、副業で収入を増やすことにしました。結果的に5年で250万円ほど貯めることができ、無事に夢を叶えられました。」
積み立てやローン、クレジットを利用する等の方法
お金がなくて欲しいもの夢を叶えることを諦めようとしている人には、積み立てやローン、クレジットを利用する等の方法もおすすめです。
例えば、積み立てNISAを利用すれば、毎月クレジットカードや口座引き落としで強制的に貯蓄できます。
さらに、積み立てNISAの場合は20年間運用した場合、平均利回りは「1.125%～7.27%」ほどです。
普通預金口座にお金を入れておくだけよりも、効率良く資産運用が可能です。
また、仮にカードローンからお金を借りたとしても、毎月きちんと返済していければいいので問題ありません。
夢を諦めるよりも、カードローンなどを使ってお金を借りてでもお金を確保した方がいいケースもあります。
お金を借りることに抵抗がある人は多いと思いますが、ライフイベントごとにお金を借りるケースは意外と多いです。
例えば、車やマイホームを購入する時もそうです。
基本的に、一括で購入するのではなく、ローンを組んで購入することになると思います。
ローンは、単純にお金を借りること。
つまり借金みたいなものです。
「お金を借りる」という観点では銀行や消費者金融からお金を借りることと変わりません。
欲しいものや夢を諦めて後悔するよりも、金融サービスを利用した方が結果的に自分のためになる場合もあるのです。
金融サービスそれぞれのメリット・デメリットは、以下の通りです。
| メリット | デメリット | |
|---|---|---|
| 積み立て | ・強制的に貯蓄できる ・感情に左右されない |
・元本保証のある商品ではない ・手数料がかかる |
| 銀行カードローン | ・金利が低い ・場所や時間を問わず借りられる |
・審査に通過しないとお金を借りられない ・他のローン審査に影響が出る場合がある |
| 消費者金融カードローン | ・最短即日お金を借りられる ・返済方法が豊富で便利 |
・銀行カードローンより金利が高い ・返済が滞ると信用情報に傷が付く |
| クレジットカード | ・手元に現金がなくても使える ・支払いは一括でまとめられる |
・計画的に使わないと想定外の出費で焦ってしまう ・利用限度額の範囲内でしか借りられない |
まとめ
欲しいものや夢がある場合、お金がないからといって諦める必要はありません。
欲しいものや夢があるなら、それを叶えるためにいくら必要なのか、いつまでに必要なのかを明確にして、収入や収支のバランスを取って計画的に貯めることが大事です。
また、今欲しいものや叶えたい夢がなくても、そんな時のために計画的に資産形成をしておくことは非常に重要です。
お金を使うことは悪いことではありません。
欲しいものがあるなら買った方が良いですし、叶えたい夢があるなら叶えた方が絶対に良いです。
お金が理由ならなおさら、将来的に後悔しないためにも、今の内にできることから実践していきましょう。
