仮想通貨取引所の手数料を5社徹底比較｜最安値の取引所から安く抑える方法まで解説

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仮想通貨取引にはいくらの手数料がかかるの？

手数料が安い取引所が知りたい！

といった悩みを抱える人は多いと思います。

仮想通貨取引を行う時には手数料が発生しますが、その手数料は各取引所によっても異なります。

これから仮想通貨取引を始める場合、できるだけ無駄な手数料を抑えて取引したいと思うはずです。

そこで、今回は仮想通貨取引所の手数料の仕組みや手数料を安く抑える方法、手数料が安い取引所などについて紹介します。

仮想通貨取引所の手数料をまとめると

• 手数料の安い仮想通貨取引所はコインチェック、DMM ビットコイン、ビットフライヤーなど
• 仮想通貨取引には入出金手数料、送金手数料、取引手数料、スプレッド、レバレッジ手数料、マイナス手数料などがかかる
• 仮想通貨取引の手数料を比較する時は提携している銀行、取引したい通貨、スプレッドなどを確認する
• 手数料以外にも、取扱い銘柄数、通貨の最低取引単位、販売所の有無、サポート体制、セキュリティなどを比較して選ぶ必要がある

当記事の監修者

ファイナンシャルプランナー 中西諒太さん

静岡県出身。株式会社了代表取締役。アパレル販売員をしながら独学で宅建を取得。賃貸仲介・売買仲介・賃貸管理会社にて勤務を経て独立し現在に至る。 WEBメディア運営・監修・不動産賃貸業に従事。 中西諒太さんの公式サイトはこちら

手数料の安い仮想通貨取引所ランキング

まずは、国内の主要な仮想通貨取引所から、手数料が安いものをいくつかピックアップして、下表にまとめましたので、参考にしてください。

仮想通貨取引における主な手数料

仮想通貨取引には、手数料が発生します。

この手数料は、日本円を口座に入金する時や取引する時、利益を日本円に出金する時などの手数料が発生します。

また、買値と売値の差である実質的な手数料であるスプレッドも必ず発生するのです。

仮想通貨取引をする時にかかる主な手数料をまとめましたので、それぞれ解説していきます。

入出金手数料

仮想通貨取引を行う時は、必ず日本円を口座に入金する必要があります。

この時にかかるのが日本円の入金手数料です。

各取引所によっては入金手数料が無料のところもありますが、手数料が発生する場合は日本円を入金する度に手数料が発生します。

また、仮想通貨取引所の口座に預けた日本円や、取引で得た利益を銀行の口座に出金する時も出金手数料が発生します。

そのため、仮想通貨取引所で口座開設をする時は入出金手数料が無料の取引所で口座開設するのがおすすめです。

送金手数料

仮想通貨取引所では、日本円を出し入れする時だけでなく、暗号資産を動かす時にも手数料が発生します。

例えば、コインチェックの口座に預けておいた仮想通貨を他のビットフライヤーなどの取引所の口座に送金したり、仮想通貨を管理しているウォレットに引き出す場合に手数料が発生します。

また、仮想通貨の種類によっても送金手数料が違うため、資産を移動する時はできるだけ少ない回数で済ませるようにしましょう。

最近国内の取引所では取り扱いの無いアルトコインに投資する人も増えており、国内の取引所から海外の取引所に送金して仮想通貨を売買する人も多いです。

この場合も手数料が発生してしまいますので、覚えておきましょう。

取引手数料

仮想通貨を買ったり、売ったりする時には取引手数料がかかります。

これは、取引する度に発生するため一番注目しておきたいポイントです。

例えば、取引手数料が500円で、1日に10回仮想通貨の売買を行う場合は1日で5,000円の手数料を支払うことになります。

このように、取引手数料は取引をする度に発生してしまうため、取引手数料が無料の取引所で口座開設をすることをおすすめします。

たかが数百円でも、積み重なると取引で得た利益を圧迫する可能性もあるため計画的に取引することを意識しましょう。

スプレッド

スプレッドとは、買値と売値の差です。

手数料とはまた異なりますが、売値と買値の差で損が決まるため手数料と呼ぶ人も多いです。

仮に、手数料が無料の取引所だとしても、スプレッドはどの取引所でも発生してしまうため注意しましょう。

スプレッドは広ければ広いほど余分な損失が決まり、逆に狭ければ狭いほど損が少なくなります。

このスプレッドや、取引をする銘柄や各取引所によっても異なるため事前に確認しておきましょう。

レバレッジ手数料

取引所によっては、レバレッジ手数料が発生することもあります。

レバレッジは取引所に預けたお金に対して2倍などの決まった倍数分の仮想通貨を売買できるシステムです。

少ない資金で大きな利益が得られる可能性がありますが、逆に大きな損失が出てしまう可能性もあります。

マイナス手数料

マイナス手数料とは、手数料がマイナスの状態のことです。

この状態で取引をすると、マイナス分の手数料を報酬として受け取ることができます。

しかし、逆にTakerとして取引する場合は手数料が取られてしまうため注意が必要です。

コインチェックやDMMビットコインなら、上記の手数料が無料な部分も多く、取引で有利になります。

仮想通貨取引の手数料を比較するためのポイント

ここでは、仮想通貨取引の手数料を比較するためのポイントを紹介します。

取引所を選ぶ時は以下のポイントを意識して確認しましょう。

提携している銀行を確認する

仮想通貨取引所で日本円を入金する時は、入出金手数料が発生します。

しかし、取引所によっては提携している銀行の入出金は手数料が無料になっているところも多いです。

例えば、DMMビットコインやGMOコインの場合はどの銀行口座を指定しても入出金手数料がかかることはありません。

ビットフライヤーは通常の入金手数料は330円かかってしまいますが、住信SBIネット銀行を選択すれば入出金手数料が無料になります。

このように、自分が入出金を行う口座によっても手数料が変わってくるため、事前に確認しておくようにしてください。

取引したい通貨の取引手数料を確認する

仮想通貨の取引では、取引をする度に取引手数料かかります。

仮想通貨取引所によっては、一律の手数料を設定しているところもあれば、銘柄ごとに手数料を設定しているところもあります。

取引手数料は取引する度に発生するため、自分の取引したい通貨の取引手数料を事前に確認しておくのがおすすめです。

また、取引所では販売所と取引所でそれぞれが発生する手数料が異なるため、こちらも同様に確認しておきましょう。

スプレッドを確認する

スプレッドは実質的な手数料になるため必ず確認しておきましょう。

スプレッドは各銘柄や取引所によっても異なります。

そのため、スプレッドはなるべく低い取引所を選ぶのがポイントです。

スプレッドを確認する時は、自分が取引する銘柄を中心に比較して選ぶと良いでしょう。

また、取引所によってはキャンペーン期間中でスプレッドが一時的に狭くなっている場合もあるため、注意して確認するようにしてください。

仮想通貨取引所の手数料を抑えるコツ

続いて、仮想通貨取引所の手数料を抑えるコツを紹介します。

取引で無駄なコストを抑えたい人は以下のコツを意識してみてください。

手数料が無料の取引所を選ぶ

仮想通貨取引で手数料を抑えたいなら、手数料が無料の取引所を選んで取引するのが大切です。

全ての手数料が無料の取引所はほとんどありませんが、できるだけ無料の項目が多い取引所を利用すれば無駄なコストを削減することができます。

特に、取引や入金は何度も行うことが多いため、無料の取引所を選びましょう。

ちなみに、DMMビットコインであれば取引手数料や日本円の入出金手数料などが無料なためおすすめです。

取引や入出金の回数を抑える

取引におけるコストを抑えるためには、取引や入出金の回数を抑えることもポイントです。

仮に手数料がかかる取引所を利用する場合でも、回数を減らことができればコストも削減できます。

少額で何度も入出金を行うのではなく、まとまったお金を入金・出金すれば手数料を抑えることができます。

取引所方式で取引する

スプレッドを抑えるためには、取引所形式で取引するのもおすすめです。

仮想通貨取引では、販売所と取引所の2つの形式で取引ができますが、スプレッドが広いのは販売所形式です。

販売所形式の場合、運営側が独自に価格を設定しているため利益目的でスプレッドが広くなるケースがあります。

そのため、スプレッドによるコストを抑えたいなら、取引所形式で取引することをおすすめします。

しかし、取引所は販売所に比べても取引できる銘柄数が少ないこともあるため、注意してください。

価格反動が激しい時に取引をしない

実質的な手数料であるスプレッドを抑えたいなら、価格変動が激しい時に取引をしないことも大切です。

スプレッドは常に変動しており、取引するタイミングによっても大きく異なります。

特に、仮想通貨が急騰、急落した時は取引量が少なくなり、スプレッドはいつもより広くなってしまいます。

また、平日の昼間や朝方などは取引量が少なくなり、スプレッドが広くなる可能性もあるため注意して取引を行ってください。

手数料の安い仮想通貨取引所

ここでは、手数料の安い仮想通貨取引所を紹介します。

DMM Bitcoin（DMM ビットコイン）

出典：DMM Bitcoin

DMM Bitcoinはビットコインを含めた38種類もの仮想通貨取引が可能な取引所です。

レバレッジ取引の取扱い通貨の種類は国内No.1で、レバレッジ取引をする人には特におすすめです。

手数料は口座開設手数料、口座維持手数料、日本円入出金手数料、暗号資産入出金手数料、取引手数料が無料です。

また、仮想通貨取引が初めての人でも土日祝を含めた365日の対応サポート体制を整えており、お問い合わせフォームやLINEにていつでも気軽に相談できる点も魅力になります。

他にも、DMM Bitcoinはコールドウォレット運用や不正ログインの防止、厳格な社内セキュリティなどの厳重なセキュリティ体制が充実している取引所でもあります。

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Coincheck（コインチェック）

出典：Coincheck

Coincheckは金融庁に登録されているコインチェック株式会社が運営している取引所です。

取引所の手数料が無料で、何度取引をしても手数料がかかることは一切ありません。

また、Coincheckは初心者にとってシンプルで使いやすいインターフェースとなっており、直感的な操作で取引を始めることができます。

他にも、2段階認証やコールドウォレットなどを採用しており、第三者による不正ログインを防いで、ハッキングに強いシステムとなっています。

GMOコイン

出典：GMOコイン

GMOコインは2016年10月に設立されたGMOコイン株式会社が運営する仮想通貨取引所です。

口座開設、即時入金、日本円の出金、暗号資産の預入・送付など各種手数料がすべて無料で、コストを削減して取引をすることができます。

また、ビットコインやイーサリアム、リップルなど、国内取引所最大級となる22銘柄の取り扱いがあり、投資先の選択肢が多い点も魅力です。

GMOコインは取引所、販売所、暗号資産FXなどの各種サービスを提供しているため、ニーズに合った取引スタイルで仮想通貨取引ができる点も魅力です。

bitFlyer（ビットフライヤー）

出典：bitFlyer

bitFlyerはビットコイン取引量6年連続No.1の仮想通貨取引所です。

気軽に使える各種手数料が無料で、販売所の売買手数料やビットコイン FX の取引手数料、三井住友銀行からの振込手数料等が無料となっています。

また、bitFlyerは業界最長7年以上ハッキング件数0件で、安心して利用することができる取引所と言えるでしょう。

ビットコインやイーサリアムなどの17種類の仮想通貨を1円から売買できるため、少額での取引をしたい人にもおすすめです。

SBI VC Trade（SBI VCトレード）

出典：SBI VC Trade

SBI VC TradeはSBIグループの安心・安全セキュリティ対策、初心者でも安心取引ができる取引所です。

口座開設手数料、口座維持手数料、ロスカット手数料、入金手数料、入出庫手数料は全て無料で利用することができます。

また、SBI VC Tradeは現物取引・レバレッジ取引の両方が可能で、少額から大きな利益を狙うこともできます。

レバレッジ手数料でユーザーが手数料を受け取り可能なのはSBIグループだけです。

手数料以外の取引所の比較ポイント

ここでは、手数料以外の取引所の比較ポイントを紹介します。

取扱い銘柄数

仮想通貨取引所を選ぶ時は、取扱い銘柄数を比較するのも大事です。

ビットコインやイーサリアム、リップルなどの銘柄はほとんどの取引所で取引できますが、他の取扱いアルトコインは各取引所によっても異なります。

取引所によっては20種類以上の銘柄を取り扱っているところもあれば、逆に10種類以下の取引所もあります。

「絶対にビットコインしか取引しない！」と決めているのであれば、その通貨を取り扱っている取引所を選べば良いでしょう。

しかし、仮想通貨取引になれてくると、「イーサリアムも購入してみようかな」「エンジンコインが伸びそうだから購入したい」などの投資の考え方が広がります。

この時に、取り扱っている銘柄が少ないと投資先の選択肢が少なく、新しく別の取引所で口座開設をしたりなど、手間がかかってしまうことも多いです。

そのため、投資先の選択肢が多い取引所を選ぶことも大切です。

通貨の最低取引単位

仮想通貨取引所を選ぶ時は数かの最低取引単位を確認するのも大事です。

最低取引単位とは、取引に必要な最低限のお金のことです。

ほとんどの取引所では500円ほどに設定されていることが多いですが、初心者はできるだけ最低取引単位が低い取引所で始めることをおすすめします。

また、最低取引単位が低いということは、新規参入者が多く流動性が高いため、結果的にユーザーにとっても取引しやすい環境が自然に整うことも考えられます。

販売所の有無

仮想通貨取引には、販売所形式と取引所形式があります。

販売所は取引所から通貨を購入し、取引所は個人間で取引をするような違いがあります。

初心者の人は販売所形式での取引がおすすめです。

ただし、販売所がない取引所では販売所で取引することができませんので、必ず販売所で取引できるかどうかを確認してから口座開設をしてください。

サポート体制

サポート体制が整っているかも重要な選定ポイントです。

初心者は入金方法や取引の始め方、ツールの使い方などわからない点が多いでしょう。

わからない状態ではいつまで経っても取引できませんし、何が何だかわからない状態で取引をしても意味がありません。

そんなときに、電話やメールでサポートしてくれる環境が整っていると安心ですよね。

サポートが充実しているだけで、安心して取引をスタートすることができ、万が一の時でもすぐに相談することができます。

そのため、仮想通貨取引が初めての人はサポート体制を確認してから口座開設するようにしましょう。

サポート体制が充実している取引所では、電話やLINEなどで気軽に相談できる環境が整っています。

セキュリティ

セキュリティが充実しているかどうかも重要です。

仮想通貨は特にハッキング等で自分の預けた資産が盗まれてしまうことも少なくありません。

また、一度盗まれてしまった資産を取り戻すことは難しいため、セキュリティが充実している取引所を選ぶことは必須です。

例えば、第三者の不正ログインを防ぐ2段階認証や、インターネットが繋がっていないところで資産を管理するコールドウォレットなどの体制が整っている取引所を選ぶようにしましょう。

仮想通貨取引所の手数料に関するQ＆A

最後に、仮想通貨取引所の手数料に関するよくある質問にまとめて回答していきます。

次のような質問に回答していきますので、参考にしてください。

仮想通貨取引所の手数料にはどのようなものがありますか？

仮想通貨取引の手数料には入出金手数料、送金手数料、取引手数料、スプレッド、レバレッジ手数料、マイナス手数料などがあります。

口座開設をする時に手数料はかかりますか？

どの取引所でも、口座開設をする時に手数料がかかることはありません。

また、口座維持手数料も無料です。

仮想通貨取引所の手数料が安い取引所はどこ？

仮想通貨取引所の手数料が安い取引所はDMM Bitcoin（DMM ビットコイン）、Coincheck（コインチェック）、bitFlyer（ビットフライヤー）、などです。

仮想通貨取引のスプレッドとは何ですか？

スプレッドとは、買値と売値の価格差です。

仮想通貨取引所の手数料のまとめ

今回は仮想通貨取引所の手数料の仕組みや手数料を安く抑える方法、手数料が安い取引所などについて紹介してきました。

仮想通貨投資を始めるなら、手数料という無駄なコストを抑えて取引をするのが重要です。

日本円の入出金や送金、取引などに手数料がかかる取引所を選んで取引をしてしまうと、無駄なコストがかかってしまいます。

今回紹介したDMM Bitcoin（DMM ビットコイン）やCoincheck（コインチェック）のように手数料が無料の項目が多い取引所を選べば、無駄なコストを抑えながら利益を狙うことができます。

これから仮想通貨取引を始める人は、本記事を参考に手数料が安い取引所で口座開設をしてみてはいかがでしょうか。