コインチェックはアプリのダウンロード数、国内No.1で抜群の人気を誇ります。
仮想通貨に興味のある方なら、誰もが聞いた聞いたことがあるのではないでしょうか?
過去にはハッキング被害もありましたが、現在はマネックスグループの傘下に入り、セキュリティも強くなりました。
そのようなコインチェックの評判や口コミ、手数料を安くする方法についても解説していきます。
コインチェックの評判・口コミまとめ
コインチェックのユーザーの口コミでは以下の意見が多く見受けられました。
- 良い評判は、アプリの操作性が良いとの口コミが多くみられる
- 悪い評判は、手数料が高いことに対する口コミが多い
- 対策すれば手数料は安くできる
この章では、コインチェックの良い評判と悪い評判をそれぞれ確認していきます。
それでは順番に解説していきます。
コインチェックの良い評判
実際にコインチェックを利用する方の評判や口コミから、3つ解説します。
- アプリが使いやすい
- 初心者にオススメ
- 操作性が良い
コインチェックの悪い評判
続いて、悪い評判や口コミを2つ解説します。
アプリの使いやすさに反して、手数料が高いとのネガティブな意見が多数でした。
- アプリ内の「取引所」が見つけにくい
- 入金手数料が高い
悪い口コミにあるように、コインチェックのアプリ内の「取引所」は、見つけにくい場所にあります。
アプリで取引所を利用する方法は以下の3ステップです。
- 1.「アカウント」をタップ
- 2.「FAQ/問い合わせ」へと進み、最下部までスクロールする
- 3.「ビットコイン取引所」をタップ
コインチェックのメリット
コインチェックのメリットを3つ紹介します。
アプリが見やすく初心者にも使いやすい
コインチェックのアプリは、仮想通貨投資の初心者でも直感的に使えるようにデザインされています。
チャートも見やすいため、価格の推移も確認しやすいです。
他にも、仮想通貨の売買だけでなく、入出金や積立の設定もアプリからカンタンに行えます。
そのため、コインチェックは仮想通貨投資をしたことのない方にとって、安心できる取引所だといえます。
「自動つみたて投資」で低リスクに投資できる
コインチェックには、毎日もしくは毎月、設定した金額を自動積立してくれるサービス「Coincheckつみたて」があります。
「Coincheckつみたて」の特徴は以下の4つです。
- 月々1万円から積立可能
- 積立の頻度は毎月または毎日から選べる
- 比較的リスクを抑えて、安定した運用が可能
- 入金や購入などを全て自動で行ってくれる
また、積立金額や頻度などの概要は以下の通り。
積立金額 | 1ヶ月あたり1万円〜100万円の範囲で、 1,000円単位 |
---|---|
積立頻度 | 毎月もしくは毎日 |
積立金額の支払い方法 | 指定の銀行口座から毎月引き落とし |
積立は1ヶ月に1万円からはじめられるので、不慣れな方でも少額からはじめられます。
また、平均購入価格を下げることで、高値で仮想通貨を購入するリスクを低減できます。
仮想通貨は価格の変動が激しいので、長期投資するのであれば、つみたてがオススメです。
マネックスグループ傘下のためセキュリティが強い
コインチェックは2018年にハッキング被害にあいましたが、被害にあった後に金融大手のマネックスグループの傘下に入ってからは、大幅にセキュリティを向上させています。
コインチェックのデメリット
続いて、コインチェックのデメリットを3つ紹介します。
ほとんどの銘柄は販売所でしか買えない
コインチェックでは「販売所」と「取引所」の2つで仮想通貨の取引が可能です。
販売所と取引所の特徴は以下の通り。
販売所 | 取引所 | |
---|---|---|
特徴 | 取引所が仲介に入り、 売買をサポートしてくれる |
売買する当事者同士が 直接取引をする |
手数料 | × 高い |
〇 安い |
取引の難易度 | 〇 カンタン |
△ 少し難しい |
販売所ではカンタンに取引できる分、コインチェックの手数料が高くなっています。
そのため、仮想通貨で損しないためには、取引所で取引する必要があります。
そしてコインチェックの取引所で購入できるのは以下の8銘柄のみで、正直、他の取引所と比べて少ないです。
- ビットコイン(BTC)
- リスク(LSK)
- モナコイン(MONA)
- ラップドビットコイン(WBTC)
- ダイ(DAI)
- パレットトークン(PLT)
- フィナンシェトークン(FNCT)
- イーサリアムクラシック(ETC)
これら以外の仮想通貨を取引する場合は「取引所」で取引可能な、他の仮想通貨取引所を利用するのがオススメです。
そして、コインチェックのアプリは取引所での取引がしにくいので注意してください。
コインチェックは、初心者でもカンタンに操作できる利便性を重視している分、アプリでは取引所が使いにくくなっています。
スプレッドが広い
コインチェックは他の仮想通貨取引所に比べて、スプレッドが広く設定されています。
しかし、スプレッドの広さよりも、販売所で取引する方が手数料が高い傾向にあります。
そのため、販売所ではなく取引所で取引する意識を持つ方が大切です。
取引所での取引が特に難しいわけではないので、ぜひチャレンジしてみてください。
レバレッジ取引ができない
コインチェックはレバレッジ取引に対応していないため、レバレッジ取引をしたい方はGMOコインやDMMビットコインなどの取引所を検討してみてください。
なお、レバレッジ取引は損失が大きくなる可能性があり、追証やロスカットなどの専門的なルールを理解する必要があるのでハードルが高いです。
コインチェックの手数料を安くする3つの方法
コインチェックの手数料を抑える方法は以下の3つです。
順番に解説します。
「取引所」を使って購入する
どこの仮想通貨取引所でも同じですが、手数料は取引所より販売所の方が高く設定されています。
そのため、取引方法が少し複雑であっても取引所を利用してください。
とはいえ、コインチェックでは販売所でしか買えない銘柄も複数あります。
そのため取引に慣れてきたら、購入する銘柄によって他の取引所を使い分けてみてください。
入金は銀行振込を使う
コインチェックに入金する際は、手数料無料の銀行振込を使うのが最もお得です。
振込先の銀行は以下の2行です。
- GMOあおぞらネット銀行
- 楽天銀行
入金する際は、上記の2行から振り込むか、お使いの銀行の振込手数料が無料の範囲内で行うようにしましょう。
出金はなるべく1回にまとめる
出金回数をなるべく少なくすることで、出金にかかる手数料を削減できます。
出金を頻繁にしないといけない場合は、出金手数料が無料である以下の取引所の利用も検討してみてください。
- GMOコイン
- ビットポイント
- DMMビットコイン
- SBI VCトレード
コインチェックの基本情報と3つの特徴
コインチェックはマネックスグループ傘下の仮想通貨取引所です。
アプリダウンロード数が国内トップで、取扱銘柄が29銘柄と国内第3位の豊富さを誇ります。
以下に、コインチェックの取扱銘柄や各手数料など基本情報をまとめました。
取扱銘柄数 | 29銘柄 BTC.ETH.ETC.LSK.XRP.XEM.LTC.BCH.MONA.XLM.QTUM.BAT.IOST.ENJ.PLT.SAND.DOT.FNCT.CHZ.LINK.MKR.DAI.MATIC.IMX.APE.AXS.WBTC.AVAX.SHIB |
---|---|
取引手数料 | 無料 |
入金手数料 | 銀行振込:無料 コンビニ入金:770〜1,018円 クイック入金:770〜1,018円 50万円以上:入金金額×0.11% + 495 円 |
出金手数料 | 407円 |
送金手数料 | ビットコインの場合0.001 BTC ※コインチェックユーザー間は無料 |
最低取引単位 | 500円相当 |
レバレッジ取引 | 取り扱いなし |
出典:Coincheck
続いて、コインチェックの特徴を3つご紹介します。
- アプリが使いやすい
- 取扱の銘柄数が豊富
- 多様なサービスを扱う
アプリが使いやすい
コインチェックアプリの操作画面は非常にシンプルにデザインされています。
初心者の使いやすさを優先しているので、取引所での取引がしにくいのは仕方がない部分もあるでしょう。
取扱の銘柄数が豊富
コインチェックの仮想通貨取扱は29銘柄と、国内取引所の中でも第3位の多さを誇ります。
関連して、1位と2位は以下の通りです。※2024年1月時点
- 第1位:ビットバンク(37銘柄)
- 第2位:DMMビットコイン(34銘柄)
仮想通貨取引に慣れないうちは、ビットコインやイーサリアムなど取引量の多い銘柄からはじめるのがオススメ。
コインチェック以外のオススメの仮想通貨取引所は、こちらの記事で解説しています。
多様なサービスを扱う
コインチェックは他の取引所にはない多様なサービスを導入しています。
- Coincheckつみたて
- 貸仮想通貨サービス
- Coincheckでんき
- Coincheckガス
- Coincheck NFT
- IEO(Initial Exchange Offering)
中でも貸仮想通貨サービスは要注目で、仮想通貨をコインチェックに貸し出すと最大5%の利息を得られます。
貸仮想通貨で運用する資金は、一定期間引き出せないのがデメリットですが、売買のタイミングなど知識がなくても増やせるのがメリットです。
仮想通貨を持ち続ける予定であれば利用を検討してみてください。
貸仮想通貨はスマホアプリで以下の2ステップで完結します。
- 1.貸仮想通貨の専用口座の開設
- 2.貸し出す仮想通貨の数量などを設定
コインチェック口座開設方法を3ステップで解説
「口座開設は手間がかかりそう」と思われる方もいらっしゃるかもしれませんが、口座開設はスマホだけで10分もあればカンタンに手続きできます。
こちらでは、口座の開設方法を3ステップで解説します。
ビットコインの価格が大きく上昇して再度注目されたら、口座開設する人が増えて時間がかかる場合があります。
そのため、お手隙のタイミングに口座開設しておくことをオススメします。
コインチェックに関連する質問
最後に、コインチェックに関するよくある質問にまとめて回答していきます。
以下の質問に回答していきますので、参考にしてみてください。
- コインチェックはどのような会社ですか?
- コインチェックは国内取引所ですか?
- コインチェックで現金化はできますか?
- ビットコインを現金化したら税金は発生しますか?
コインチェックはどのような会社ですか?
コインチェックは2014年8月に運営を開始した国内の仮想通貨取引所です。
2018年にマネックスグループ傘下に入り、セキュリティやサービスが向上しました。
2019年には、金融庁に暗号資産交換業者として登録された、安心できる仮想通貨取引所です。
コインチェックは国内取引所ですか?
コインチェックは国内取引所です。
利用ユーザーは250万人以上で、アプリダウンロード数が国内トップであり、最も人気のある仮想通貨取引所の1つです。
コインチェックで現金化はできますか?
コインチェックで取り扱っている銘柄であれば現金化は可能です。
現金化は、1.仮想通貨を売却して日本円にして、2.日本円を出金する、この2つの手順で進めます。
また、出金手数料が一律407円かかるので注意が必要です。
なお、出金には1〜2営業日かかるので、期間に余裕を持って手続きしするようにしましょう。
ビットコインを現金化したら税金は発生しますか?
仮想通貨で年間20万円を超える所得があれば、雑所得と区分され、課税対象とされています。
税金の計算方法などについては以下をご確認ください。
まとめ:コインチェックはこのような方にオススメ
この記事では、コインチェックの評判や口コミ、メリットデメリットなどを解説しました。
これらからコインチェックは以下のような方にオススメできます。
- 仮想通貨の初心者
- コインチェックの取引所に取引したい銘柄がある方
- 自動つみたてや貸仮想通貨で手軽に運用したい方
コインチェックは250万人以上のユーザーが利用する、国内で人気の仮想通貨取引所です。
手数料が高いことや、取引所で取引できる銘柄が少ないことがデメリットとして挙げられます。
その一方で、初心者でもカンタンに取引ができ、操作性が良いことから、手数料が高くてもユーザーに受け入れられているのが口コミから見えてきました。
取引所の口座開設は無料なので、ご自身にあうか実際に試してみてください。